農耕具の修理・販売!
先々代からの仕事を継承しています。白山市周辺では修理・改善をする所は弊店だけのようで、季節になると多くのお客様があります。 近年は家庭菜園のお客様が増えてきています。ホームセンターでは対応出来ない細かなサポートをします。価値のある道具を末永く使っていただくため工夫・改善・努力をしています。
2022年3月、新小型平鍬の販売を開始。
新小型平鍬は、従来品に比べお求めやすい価格。
サイズ:m/m。全長240×刃幅140×板厚3と4あり×柄は椎の木1060×本体850g。板厚4は残り僅かです。
弊店販売の鍬は既製品ではなく別注品です。鍬の設計・ヒツ(柄を入れる枠)を地元で調達・日本海側の鍬専門工場で組み立て・柄入れは当店で地元に合う角度に入れます。
タケノコ鍬(唐鍬)も私が設計し太平洋側の鍬専門工場で作り、柄は当店で入れています。
このように鍬が生まれる前から後年の修理に至るまで見守った仕事をしています。
←平鍬(小丸型)
家庭菜園など狭い所に便利な鍬。
軽く小型の平鍬で、お年寄りや女性向きでよく売れています。
およそ縦240×横120×柄長1000、
ブナ材使用。
加賀・小松・能美市向きは1110㎜のバット型柄になります。ブナ材。
平鍬(中丸型)→
四っ鍬で耕された土を耕します。田んぼのアゼぬりも出来ます。
およそ縦260×横145×柄長
金沢・白山・能美市向き1000㎜手玉付きの柄になります。
加賀・小松・能美市向きは1110㎜のバット型柄になります。いずれもブナ材。
←四っ鍬
農具の代表的なものです。刃が四本あり地域によって名前はいくつもあります(備中・三つ鍬・四っ鍬など)。当地域では主に四っ鍬が多く使われています。鍬金具の修理・刃研ぎもしています。
およそ縦270×横180×柄長1000
加賀・小松・能美市向きは1110㎜のバット型柄になります。ブナ材使用。
2021年8月、
平鍬先掛け修理前の画像。
上の平鍬の先掛け修理完了です。
★下図三枚は先掛け修理です。上段・中段・下段。
左のAは中古販売用(早速売れました)。B.Cは依頼されたもので渡し済み。この後にも同様の依頼が来ました。
鍬改良修理。鍬のヒツ(柄を入れるところ)が酷く錆びつき穴が空いています。他所では柄は入れられないと断られ大事にしたいものなので是非修理したく弊店を探されました。左上の2枚は修理前。あとは柄を入れる作業だけです。2020年1月17日撮影。
過去、持ち込まれた修理鍬の一部
修理途中のものや、完了したものです。
◎農家さんの『ふんづき』の柄の改良修理。
柄の「T型部分」が破損。全長を維持し、パイプでジョイント(ビス4本使用)。